動物たちの視力

視力は動物が生き残るためにとても重要な感覚器官です。
また、それぞれの動物が持つ生活環境と密接な関係があり、空を飛ぶ鳥類は人間のように地上で生活する動物より高い視力を持ちます。 その中でもワシやタカなどの肉食の鳥類の視力は人間の視力の8〜10倍もあると言われています。

ハクトウワシは5km先の獲物を見つけることができるといいますし,これらの鳥のピントの調節力は人間よりはるかに優れていますから目の前のものも遠くのものも同じようにハッキリと識別することができるのです。

ちなみに目の悪い人が目を細めて見ると見えなかったものが見えたりします。
この目の働きはカメラのしぼりを小さくするとピンボケが少なくなるのと同じ原理なんです。光束が細くなると像のボケやゆがみが少なくなるためよく見えるようになるのです。

動物は生きるうえでかなりの情報を視覚から得ているのです。